私がマンション管理士を目指した理由

私の起業までの『想い』が詰まっています。長文ですが、ご覧いただけると有難いです。

私の幼少期における将来の目標は『経営コンサルタントになって世の中に貢献すること』でした。  

 

そして、大学卒業後、父が代表を務める経営コンサルティング会社へ入社し、大手外資系企業の日本市場参入のための産業調査とコンサルティングに携わりました。

 

そこで出会った先輩の経営コンサルタントが大手自動ドア会社の代表取締役社長に就任しことを契機に、自分もその会社でセールスエンジニアとして、建設業界について学ばせていただく機会がありました。

今から約20年以上前の話ですが、当時は未曽有のマンション建設ラッシュで、設計事務所との打ち合わせ、大手設計事務所やゼネコンの積算部、サッシュ業者などからの見積り依頼で仕事は多忙を極め、早朝から深夜まで勤務しても仕事が終わらない、という状況が続きました。

 

具体的にはマンションの起工(まだ更地)の時にゼネコンの現場所長にご挨拶し、マンションの図面(意匠図、展開図、断面図、配置図、天井伏図、特記仕様 等)を焼かせてもらい、それを基に見積書を作成して、競合に負けない提案力と価格で仕事を受注しました。

但し、受注をすると当然のことながら、今度は自動ドアを納めなければなりません。

 

 物品販売ではありませんので、納める直前には自動ドアのエンジニアリングの立場で電気業者や現場を仕切っているゼネコンの所長達と綿密な工程の打ち合わせをし、最終的にマンションの仕上げに携わりました。

 自動ドアの納期はマンションの竣工直前に行いますのでゼネコン側も多忙でピリピリしており、半ば戦争状態になります。現場の所長から『今日の10時に取り付けに来るっていう話だったけど工事に来ないぞ。早く来ないと天井仕上げちまうぞ。明日、消防検査なのはわかってるよな?! 何?工員が足りない?どういうことだ。社長を出せ!社長を! 工員が足りないならお前が取り付けに来い!!』と電話で怒鳴られることは日常茶飯でした。(今の自分なら、このような事態にはなってないと確信出来ますが、、)

 ゼネコン側からすれば当然のことです。消防検査のときに共用部分の自動ドアがついていない、天井が仕上がってないというのはあり得ないからです。

 マンション用の自動ドアには天井センサーと無目付けセンサーがありますが、設計事務所が意匠を重視して天井センサーで設計した場合、天井を仕上げられてしまうと自動ドアの納入工事が出来なくなってしまうため、ゼネコンの所長に少しでも時間を頂く交渉を必死でおこないました。

 その結果、起工(更地)時から竣工時の消防検査や施主検査の立ち合い、夜間の騒音測定などを通してマンションの構造について深い知識を得ることが出来ました。

そして『将来もマンションに関わる仕事をしたい。出来ればコンサルタントとして・・・』という思いを胸に秘めました。

 未だマンション管理士という国家資格が制定されていなかった頃の話です。

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そして、その数年後にマンション管理士(管理組合のコンサルタント)と管理業務主任者(法的に管理会社に一定の人数を設置しなければならないマンション管理の専門家)という国家資格が同時に制定されました。

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マンション(区分所有建物)は法律面、設備面、経理面(資金繰り)などが複雑に絡み合い住民間のトラブルや大規模修繕をどう乗り切って将来に繋いで行くか、管理費や修繕積立金をショートさせずに、いかに効率的に運用してゆくか等、本当に悩み多き建物です。

自分は過去に様々な仕事をこなして来ましたが、中でもマンション管理士の仕事が最も難解で困難であると痛感しております。

設備や機器は日進月歩ですし、住民間のトラブルなど、法律面についても弁護士と同等の知識や問題解決スキルが求められる職業であることは間違いありません。

少しだけ自慢話をさせて頂ければ、自分の最大の強みはチャレンジ精神が旺盛なことで、高校時代は体育会ラグビー部で揉まれてきたため、体力やスタミナと前へ進む精神力には自信があります。プロのマンション管理士になってから、まだ日が浅いですが、少しでも皆さまのお役に立てればと思い日々勉強と研究・分析に明け暮れています。

​しかしながら、マンション管理の仕事はスタンドプレーには限界があり、ラグビーと同様にチームワークが非常に重要であると考えております。理事長様をはじめとする理事の皆様や管理会社様とマンション管理士がトライアングルになって、マンション管理士は、それこそ英知を振り絞って問題解決に立ち向かって行く必要があると考えています。

現在、登録しているマンション管理士は全国に約2万人存在しますが、私には長年に亘り日本生産性本部認定経営コンサルタントとして大手企業の役員や中堅・中小企業の経営者の方々に事業戦略やマーケティング戦略をコンサルティングしてきた経験と実績があります。

分譲マンションの問題解決に関することでしたら、どんな些細なことでも構いませんので、どうぞご遠慮なくお気軽にご相談ください。